6/16 原発損害賠償説明会(財物中心) 終了しました

無事、「損害賠償説明会」ならびに個別相談が終了しました。
原発被災者の方は、福島県いわき市つくば市筑西市鹿嶋市など遠方からも
多くご参加いただきました。

参加者は、計62名でした。
原発被災者 38人
弁護士(6)・大学(3)・FnnnP&ふうあいねっとスタッフ(2)・学生(6)
マスコミ(2)、託児(5)

講師の藤川先生には、原発被災者にとって有益な情報をとても分かりやすく説明してきただきました。
東京電力への直接請求とADR活用の場合に、どのような違いがあるのかが主な論点で、直接請求で苦労されている方にとっては、ADR活用によって道が開ける可能性があることを具体例をもとに指摘されました。

とくに、事情によっては、再編された区域(帰宅困難、居住制限、・・)の基準と異なる賠償を得られることがADRでは可能で、それは自主避難者の方も同様とのことでした。

説明会終了後は、茨城県弁護士会の6名の弁護士の方が、11組の個別相談に対応いただきました。
被災者の方にとっては、賠償手続き自体が、大きなご負担となっていること、あらためて実感しました。
茨城県弁護士会でも原発被災者(避難者含む)への無料相談(3回まで)を継続されているそうです。
http://www.ibaben.or.jp/post-46.html